第1章はじまりと葛藤

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2016年6月某日 僕は新宿駅にいた 待ち合わせ場所に来たのは、アプリで声をかけてきた売り専で働く20代前半くらいの男だった 彼は黒いパーカーのフードを深くかぶり、異質な雰囲気を醸していた でなぜだか新宿という街は、その異質ささえも包み込んでいるように思えた 「おはようございます...」 「おはよう!じゃあいこっか」 僕は彼のあとをついていくと お店が入っているというビルにたどり着いた
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