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麗は、思わず顔をあげた。
「・・・えっ?・・・」
「ママ、みえちゃったものはしょうがないんだよ。ママのせいじゃないし
だから、きにしないで」
「・・・愛・・・・」
麗は、何か心に暖かいものが流れた気がした。
そして、改めて気づいた。
私の太陽が、私の愛がいる限り、
生きていける。
この子のためなら生きていける。
麗は、ゆっくり深呼吸すると、
大きく目を見開いた。
END
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