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さっきはハッキリ言いすぎたかな。
と考えながら、ついぼーっとしていて先生の声が耳に入っていなかった。
「佐原、南城、話聞いてるかー?
佐原は帰宅部だったな?
南城は去年も学級委員やってたし要領分かるな?
話聞いて無かったお前たち2人学級委員な」
クラス中から沸き起こる拍手で我に返る。
黒板に書かれた文字から推測するに、私は佐原くんと一緒に学級委員になってしまったらしい。
自業自得とはいえ最悪だ…。
かといってここで反対するのも悪目立ちしてしまう。
「南城は去年も学級委員だったし頼りにしてるぞ。
よろしく頼むな」
先生からの期待の眼差しに、私は「はい」と頷くしか出来なかった。
恐る恐る隣を見ると、佐原くんも観念したのか「まじかよ…」と机に突っ伏していた。
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