7人が本棚に入れています
本棚に追加
「はい。お茶ーーどうぞ、」
キッチンからリビングに戻ってお茶を運び終わった後に、
成弥は真剣な顔してこちらに目線を合わせる。
「あんた。旦那いるの?」
「うん。別れる予定だけど、」
「ふーん前のあれは何?公園でイチャイチャしてたよね?康祐くんはどうしたのよ。本命だって」
「あれは、あれは本当だってば」
「嘘ついてたの?私たちに」
「そんなわけない」
本当に違う。康祐くんは違う。
「じゃあ何あの芝居、?別れるとこじゃなかったよどー見ても」
「そ、それは、話すから、聞いて」
最初のコメントを投稿しよう!