皆川編 迷子襲来ー1
24/24
読書設定
目次
前へ
/
24ページ
次へ
「財布なら何か書いてあるもの、入ってませんかね?」 運転手が気の毒そうに声をかけてきた。 「そうですね……」 でもどうしても他人の財布を覗くという手段には抵抗があり、仕方なくバッグのポケットを探る。 手に当たった紐のついたホルダーを引き出した僕は、そこに記憶と同じ顔写真を見た。 “商品企画本部 江藤奈都” ……間違いない、この名前だ。 それは、社員証でもあるIDカードだった。
/
24ページ
最初のコメントを投稿しよう!
2450人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
6,843(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!