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エリゼベートはそう言うと、太股の上に座ってきたのだ。その座り方も、両の内腿で俺の腰を挟めるように座ってくるので、短いスカートがめくり上がり白い太股が大半見えてしまっている。俺が、少しでも体勢を反らし、視線の角度を変えてしまえばショーツが見えそうな程めくれているのだ。
「え!?座るの?」
俺の核が、大音量で自身の鼓膜を振動させている。成長したばかりの胸が、コルセットにより余計に強調されて、俺の目前にあるのだ。顔も近く、いい香りまで俺を刺激してくる。
「な、なによ!?文句あるの!?これがいいってお母様が言ってたのよ!」
「そうなのか!?な、なら仕方ないな。っていうかエリゼだって『よいしょっ』て今言ってたぞ!」
「そ、そんなこと言ってないわよ!!」
「あははははは!いや言っただろ?」
「フンっ!何よ……プッ!フフフ……。」
何だかエリゼベートも、初めて出会った時より丸くなってる気がするし、喋りやすくなったんじゃないだろうか?笑ってる彼女を見るとそんな印象を受けた。
しばらく2人で笑い合っていたが、急にエリゼベートが真剣な顔をする。ついに来たかと、吸われる覚悟を決めて、俺も真剣な顔をするのだが、「やめて。め、目を閉じてもらえる?」と言ってそっぽを向くのだ。
俺は、言われた通り視界にカーテンをかけるようにまぶたを閉じた。
「あ、ありがとう……。」
感覚の1つである視覚を失ったことで、触覚、聴覚、嗅覚が異常に鋭くなってしまう。
「う、うん。」
彼女の甘い香りと、吐息の音を強く感じる、特に触覚が鋭く研ぎ澄まされているのか、その吐息が首にかかるのすらも感覚が察知してしまうのだ。
喉が鳴り、またも汗を流してしまう。
彼女は、椅子の背もたれと俺の後頭部に手を回して、成長した2つの柔らかい山を押し付けてくるのだ。そんな事をされてしまったら、手には自然と力が入り、強めに握り拳をつくってしまう。全神経も胸辺りに集中してしまうのだ。
そして、鋭く尖ったものが2本、俺の首の肌を這うようにして、刺さる場所を探している。場所が決定したのか、そいつらはその場に足を止めて、肌を突き破り体内に侵入してくるのだーーーーーーーーーー
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