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尋常じゃないくらい真っ白な空間
そこに、ボンヤリと座り込む男がいた
歳は三十前後、中肉中背でなかなかに容姿の整った男だ
「あれ?死んだはずじゃ…」
『待たせたな』
白い空間に、神々しいじいさんが現れた
『私は君たちのいう神、この度は部下の手違いで命を落とした君に転生してもらおうと、説明にきた』
「あー………よくある展開ですね」
『うむ、まぁ君たちのいうネット小説などを参考にこういう処置をしたのでね』
「成る程」
『……しかし、君は慌てたり嘆いたりしないのだな?』
「状況は把握してますし、自分が死んだことも理解してます、まさかこんな展開になるとは予想してなかったけど」
『ふむ……』
「で、私はテンプレ通りにファンタジー世界にでも転生ですか?」
『いや、それでは余りにもありきたり過ぎるので……君は君の居た世界の平行世界の戦国時代に送ることにした』
「あー………」
『優遇処置としてランダムだが、有名武将に転生させるので、天下を統一するなりなんなり好きにしなさい』
「はい…」
『あとは、お詫びとしていくつか願いを叶える』
「あー……では、ありとあらゆる知識、丈夫な体、色々な才能をください」
『そんなもので良いのか?創造やら四次元空間などは?』
神が言うと、若干嫌そうな顔をした男
「じゃあ強運にしてください」
『わかった、では転生させるぞ!』
神が言うと、男は光り、白い空間から消えた
『無欲な奴だったな……オマケも付けておこう』
神は役に立つだろう、品種改良された米や野菜の種などを巾着(四次元巾着)に入れて、転生先の彼の部屋に手紙と一緒に送った
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