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岐阜の大工は家は勿論建てますが、木工等もやります
最近は竹細工が主流です
竹は成長が早いし、カゴやら傘やら多種多様な使い方が出来ますからね
竹水筒も大工たちが作ってるんですよ
というわけで、兵たちは京の建築様式を理解してから、どんどん建て直しが進みました
町が綺麗になってくると、騒ぎだすのは将軍家と公家です
今、京の支配は竹中がしてます
竹中が動けば人も物も銭も動く!と言われるほどの勢いで、京は栄え始めました
賊の駆逐も行い、他の地で強制労働させてます………まぁちゃんと飯を食わせて、壁と屋根がある場所で寝起きさせてるので、賊をやっていた時より健康的ですよ
だから逃げ出す者が皆無です、工事が終わると残念そうだったので、次の場所に連れていきました
治水工事や道の整備とかをさせてます
まぁ、安全で綺麗になった町………でぼろっちい将軍家と公家の屋敷
因みに帝の御所もぼろぼろです
細川藤孝さんがたまに挨拶に来てくれました
光秀と話が合うようです
「ところで細川殿、私は戦略を考えるのが好きなのだが、人を罠に嵌めて陥れるのは好かんのですよ……」
「………」
「単刀直入に言う、細川藤孝殿、我が家臣北川輝守に仕えよ」
「なっ!?殿!それは!」
「輝守、足利家ではもう立て直しが出来ない、他国も三好の傀儡だった将軍を武家の頭領と認めることはない、いっそ引導を渡してやったほうがいい」
「だが!そうなればますます戦が激化する!」
「あのな……私が怒りだけで三好を滅ぼしたと思うか?他国の大名たちは下手に動けんさ……京に居るのは竹中だぞ?」
「………」
最大勢力だからね?一応
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