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「上洛目的だったわけではないが、京に居るのは変わらない、竹中の支配地になった京に、入ろうとする強者がどれくらい居ると思う?」
「……おりませんな」
「まぁここだけの話にするが、京のみ帝の直轄地として支配させるつもりだ、公家にも少しは仕事してもらいたい」
「「「「…………」」」」
細川殿や光秀、輝守がポカンとしていた
「だから朝廷に顔がききそうな細川殿が欲しい……」
「……理解できませぬが、殿がそう望むならば、某は従いましょう………藤孝よ、また儂に仕えてもらえぬか」
輝守が包帯を外しました
「っ、やはり!公方様!!」
わかりますよね、そりゃ
「今は北川輝守だ、足利義輝は死んだのだ……拾われたこの命、恩人の竹中重治様に尽くすと決めたのよ」
「……解りました、北川様の家臣となり、公家との繋ぎをとりましょう」
「かたじけない、光秀……岐阜から茶器等を取り寄せておいてくれ」
「ハッ!」
「では、とりあえず将軍様には隠居していただこうかな」
将軍の屋敷に行って、笑顔で脅は………説得して将軍を仏門に入れました
茶器とともに守がやってきて、細川殿を見て、叫んだ
「何で細川藤孝が京に居るんだよ!?寺に居た足利義秋を三好の強襲から救出して各国放浪中の筈だろ!!」
「義秋様は、三好のたてた将軍にござりますが?」
………え?あれ?そうだったかな?
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