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まぁ考えておいてくれ、とその時は解散しましたが、その夜に暗殺されかけたので返り討ちにしてやりました
ついでに、光秀を起こして暗殺の件を話し、岐阜の秘密兵器、ネジ巻き式ヘリコプターにて一緒に空の旅へ
「殿!いったいこれは!飛んでおりますぞ!?」
「ついこの前、職人が持ってきた、守から聞いたヘリコプターを作ってみたらしい」
「北川ぁぁぁぁっ!!」
とんでもない恐怖らしいです
「光秀、このハンドルをこのまま維持しておけ」
「えぇぇっ!!ちょ、うわ、うわ!」
ある場所の上空で、巾着を逆さに振った
中から巨大な岩が落ちていく
「よし、帰ろうか」
光秀に操縦を教えながら、着陸
翌日
京の町はみたことないほど騒然としていた
何故なら、帝の御所の入り口の門を潰す形で巨大岩が存在していたからだ
凄まじい音を立てて降ってきた岩に、朝廷や公家も昨晩から大慌てだったそうだ
しかも、その巨大岩には『神罰』と彫られていた
京の民はそれを見て、様々な憶測を繰り広げた
「御所に神罰の巨石が降ってきたなんてな、はてさてこの日の本はいったいどうなるのやら…」
「そうでござりますなぁ、あのような巨石、人の手には扱えぬもの、それが空から降ってきたとあれば、誠に神罰なのかもしれませぬなぁ」
皆で朝飯を食べながら、光秀とニヤニヤして言った
(絶対この二人が何かしたんだ!)
守は怒らせちゃいけない笑顔の主従を怒らせた帝に、心の中で合掌した
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