戦国時代!?

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それに伴い、問題は水田の水だ 川から水を引き入れるのに、揚水機の図面を描き、作成を依頼した 美濃が豊かな土地で良かった、他の場所に比べたら農地開拓が容易に進む あとは、神様にもらった知識をフル活用して暮らしを良くする道具を作成、後々は楽市楽座を行って更に竹中領を豊かにしよう 試しに、巾着に入っていた米種を苗まで育てて、小さな区画に植えてみた 家臣たちにも止められたが、領主の息子たるもの、農民の苦労を知らなければならないと強引に説き伏せて耕すとこからやってみた 弟の久作も手伝ってくれたよ 「農民はこのように大変なことをしているのですね、兄上」 「あぁ、私達の食べる米を作るために様々な努力をしている、私達は農民の皆さんに感謝しなければならないのだ」 「流石兄上です!そのお考えに久作は感動しました!」 そうかい、頑張れよ というわけで、家臣たちも地味に手伝ってくれて、竹中半兵衛の田んぼが完成した 水を入れて、苗を一列一列植えていく 「こういう風に植えたなら、刈り入れの時に楽だろう?」 「成る程~!確かになぁ」 農民の皆さんに実演してみた まぁこの田んぼの米は品種改良されたものだから、強くて美味い米だし、半分以上を種にして農民に分配する予定だ 農民の皆さんや父たちには粥にして、食べてもらう 握り飯にするほどの量はない
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