南風神社
8/8
読書設定
目次
前へ
/
8ページ
次へ
「おい、何ぼーっとしてるんだよ?那智のおでん無くなるぞ?」と秋彪に言われ、昔のことを思い出していたのかと、酒を飲みながらつい頬が緩む。 あの親父のお陰だろうか、それからしばらくして人間を嫌にならなくなったのは…… あの時のおでんの味は今でも忘れることはなく、ひっそりと居なくなったおでん屋の老人を、赤い提灯が揺れるのを見る度に思い出しているのはまだみんなには内緒にしておこうと思う。 (終)
/
8ページ
最初のコメントを投稿しよう!
219人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
582(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!