1828人が本棚に入れています
本棚に追加
そのままソファーに押し倒し、唇を深く割る。
わずかな抵抗はすぐに解かれ、柔らかな身体が僕の重みを受け止めた。
舌を絡めて強く吸うのと同時に、彼女の服の中に手を這わせる。
「あ……、ふ……っ」
唇の隙間から漏れてくる声は確かに迷子の声なのにそれは紛れもなく“女”になっていて、僕のブレーキを危うくした。
指先はすでに下着の裾から素肌を探り当て、先へ進みたがっている。
泣いてくれ。
また、あの夜みたいに。
暴走したがる身体にブレーキをかけるのは、前回よりも何故かはるかに難しかった。
最初のコメントを投稿しよう！