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輪廻
人の一生はプログラムで構成されている
同じことを何度も何度も繰り返し
深く絶望し 後悔し 希望を見出し
《忘れる》
あるのはいつも同じ光陰
挫折し 苦しみ 哀しみ 絶望する人々
苦しくても絶望にはい出るために
希望を胸に抱く人々
幸せを祈っていた筈なのに
気づけば絶望へと駆け出している人々
運命とはよく言ったものだ
なんてことはない
最初から定められた未来に行っているのではない
ただ、成長をとげていないだけ
人々は沢山の出来事に合っていながら
何も学習していないのだ
時がすぎれば忘れ去り また同じことを繰り返す
あぁ、あと何回繰り返せば
自分たちの過ちに気付くのだろう
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