bigining of the end
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小刻みに震える指をなんとかして、オートロックされていたドアの鍵を開けると、冬の冷たい風が頬を打った。窓が開きっぱなしで、白いカーテンが狂ったようにたなびいていた。詩織はどこにもいない。あるのは大量の血が染み込んだベッドだけ。風に乗って新鮮な血のにおいがする。大きな赤い血だまりはまだ乾ききっていなかった。
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