bigining of the end

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部屋にあった一人暮らし用の机の上には、ノートパソコン、銀行の通帳、財布、携帯電話、腕時計などがきちんと並べて置いてあった。ノートパソコンを起動させて、病院までの時間、行き方を調べた。ここからそう遠くない距離に病院はあったが、雪の積もった道を歩けば二十分以上はかかるかもしれない。あまり時間に余裕はない。どうする? 今病院に行く必要があるのか? それともやはりここは普段通りの行動をしておいたほうがいいのか? 少し考えた末、僕は必要なものだけを持ち出し、病院へ向かうことにした。
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