bigining of the end
96/102
読書設定
目次
前ページへ
次ページへ
5人が本棚に入れています
本棚に追加
/
102ページ
君も自由になりたかったのか。半年くらい前から、ハジメの精神力は極端に衰えてきた。ハジメにとっては現実が空想で、空想が現実だった。悪い奴ではなかったが、どうしようもなく精神薄弱な奴だった。僕と充はあいつを守るために、どんどん強く成長していった。生きるためには他者を排除しなければならない時もあることを知っていた。だから僕と充に、自己の存在の自由を求める精神が芽生えるチャンスがあったのだろう。
/
102ページ
最初のコメントを投稿しよう!
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
本棚追加
5
スターで応援
3
スターを送って 応援しよう!
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!