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異世界召喚に1言「ふざけんな`^´*」
彼方side
授業を聞くことに嫌気が差し、教室の扉を開け廊下に出る。一瞬ひんやりとした冷たい空気が肌をさし、頬をくすぐる。さて、何処に行こうか?中庭か、裏の林、園芸部の部室……はダメか。………………………温室に行くか。あそこなら、さぼるのにうってつけだろう。そう考えた俺は温室に向かって歩きだした。……後から思えばこれが失敗のもとだった……。
温室の扉の前まで来て何も思わず、ごく普通に扉を開けた。すると一瞬の間に青い光に包まれ、俺はゆっくりと意識を手放していった。
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