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さらに上昇していく二人が見ていると、日本全土は愛知県から西方向だけが崩壊している事が分かった。
「そんなバカな……!」
「いったい、なぜ……?」
それだけではなかった、主要諸外国の各都市も、その半分が崩壊しているようだった。
そして、それぞれの国々から、タクミとマドカのように、半分だけ虹色のスマホを持った人々が、次々に上昇してきているのだった。
しかし、見るも無残な、その地球の姿は何を意味するのか……?
バリアの中にいるせいか、宇宙空間にいるのに、普通に呼吸できていた。
やがて、地球が一目で見られるところまで来た時、全員の上昇が止まった。
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