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「いい? シンちゃん、どんなに頑張ってもどうしようもない時はね、友達に頼るの。ただ一言『助けて』って言えばいいの。私はシンちゃんの友達だよ? 私だけじゃない、お母さんもフェアリーゴッドマザーもそう。私達がいるのを忘れないで」
真冬でも日に焼けた顔をクシャクシャにして笑う白雪姫。
その後ろでは王妃も頷いている。
シンデレラは二人の顔を交互に見つめ、そして震える声で言った。
「し、白雪ちゃん、助けて……! お願い! 私をお継母さん達の所まで連れて行って!」
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