瑠璃の虚空にきみを想う
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…… 奈緒 …… 群青色の空に散りばめられた無数の輝く星を見上げている背中 痺れる身体を無理矢理に覚醒させて呼べば、彼女はゆっくりと振り向いて… 白く輝くあの月よりも数倍美しい笑顔をみせてくれた。 良かった… 一緒に戻って来れたんだ… 心配だったんだ きみが悲しい顔をしていたから… 僕が手を離してしまったから━━━
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