瑠璃の虚空にきみを想う

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戻ってきた… 僕たちが1940年に旅立った翌日に。 「…奈緒…」 迎えに行かなければ。 1940年の10月に何としても戻り奈緒を連れ戻そう。 僕の大事な奈緒…きっと途方に暮れて泣いている… 手術が終わると眠剤を飲まされて強制的に眠らされた。 呑気に寝てなどいられないのに! 一刻も早く奈緒の元に行って安心させてやりたいんだ。 …僕が彼女を連れて行ったんだから…
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