第1章

17/19
前へ
/19ページ
次へ
「タッちゃん…さっきのあれ…何?めっちゃ怖かったぁぁ!まだドキドキしてる」 「ビックリしたな。俺もビビった。あれさ、きっと最後の問わせる為の罠だったんだと思うよ。」 震えがきた。マジこえぇ…。いったい何の目的でそんな事をするのかわからないから余計に怖かった。 「タッちゃん…俺達さ、ミッションクリアって事だよね。」 「ああ。そうだな。リョウ、よく頑張ったな。俺さ、あのおじさんがムズムズしたでしょうにって言った時、やべぇって思ったよ。」 「ハハっ、良かった、うっかり話したら、話の流れで聞いてたよね。」 一息ついて本殿に集めた飴を入れに行く。大きなガラスの入れ物に飴が半分以上入っている。これで最後だ。巾着をひっくり返すと出るわ出るわ、巾着からこんなに入っていたかという程、大量の飴が出て、驚いく事にキャンディポットは一杯になった。 夜ご飯を食べながらタッちゃんと無事に集め終えた事を喜んだ。明日、戻れるんだ。
/19ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加