半分こ

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 お姉ちゃんの部屋のドアがパタンと閉まった。 その瞬間、ヒナコは、先輩に抱きついて、いきなりキスをした。初めてのキスなのに、情熱的に ヒナコは舌をからませたのだ。 「な、何を・・・!」 そう言いながらも、先輩は真っ赤な顔をしていた。 「お姉ちゃんはね、何でもヒナコに半分くれるんだよ。だから、先輩も半分もらうの。」 そう言いながら、ヒナコは、先輩を押し倒して、唇を奪った。 「ダ、ダメだよ。」 そう言いながらも、先輩の下半身は固くなっていた。 ヒナコは、そこに触れ、小悪魔のように笑った。  お姉ちゃんが階段を昇る音を聞いて、慌てて先輩はヒナコを突き放した。 「お姉ちゃん、ありがとう。」 ヒナコは満面の笑みで、お姉ちゃんにお礼を言った。  先輩は、難なくヒナコに落ちた。お姉ちゃんの携帯を盗み見て、先輩の電話番号とアドレスを知り、ヒナコと先輩は、お姉ちゃんの目を盗んで会うようになった。 先輩は罪悪感を感じているようだった。何度も、こんなことは止めようとヒナコに言ったけど、ヒナコが先輩の言う ことに耳を傾けるはずがない。     
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