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ある時、酷く痩せた男の人が道端でぐったりしていました。
どうしたの、とわたしは聞きました。
男の人は答えます。
「僕はとても貧乏なので、ご飯が食べられないんです」
なら、とわたしは男の人に提案しました。
なら、わたしの財産を半分こしましょう。
わたしが男の人に財産を半分あげると、貧乏な男の人はたちまち裕福な男の人になりました。
男の人は美味しいご飯をいっぱい食べてにこにこ笑い、わたしにありがとうと言いました。
そして、裕福になった男の人は美味しいご飯を食べて、幸せに暮らしました。
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