2人が本棚に入れています
本棚に追加
ある時、本を抱えた女の人が文字を見つめてうーんと唸っていました。
どうしたの、とわたしは聞きました。
女の人は答えます。
「ワタシはとても馬鹿なので、本が読めないんです」
なら、とわたしは女の人に提案しました。
なら、わたしの頭脳を半分こしましょう。
わたしが女の人に頭脳を半分あげると、馬鹿な女の人はたちまち賢い女の人になりました。
女の人は本をすらすら読んでにこにこ笑い、わたしにありがとうと言いました。
そして、賢くなった女の人は沢山の本を読んで、幸せに暮らしました。
最初のコメントを投稿しよう!