お星さま

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星也side 「星さんは…ケチだなぁ…。」 翔は、俺が風呂に入っている間にベランダに出たらしく、 いつものように星を見ている。違うのは、文句を言っていることくらい。 こうしてたまに、泊りにくる幼馴染はマイペースなやつだ。 そのくせに、小説家としては優秀らしい。 大学生で小説家。 二足のわらじだ。 どんだけリア充なんだよって思うけど、翔には、自分の意見を吐き出して整理する場がどうしても必要だった。
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