135人が本棚に入れています
本棚に追加
episode218 無情の戒め ①
「なあ和樹――おまえはもう一生俺から離れられないさ」
「ンアアッ……！早く……早く抜いてください……」
一生涯添い遂げるとは
色んな意味がある。
「こんな恥知らずな恰好を晒しちゃな」
僕らのそれは
決して清い誓いの言葉ではなく。
「お願いっ……早く結び目を解いて……」
「だったら言われた通りちゃんと足広げてな」
「ウゥッ……」
征司は部屋に僕を連れ込むや
扉を閉めると同時に。
待ってましたとばかり
僕をボンテージスーツ一枚に剥いた。
そして――。
「いいか、両手で両膝を抱えてるんだ。やってみろ――」
最初のコメントを投稿しよう！