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突き刺さったままのチューブを抜いてやると
大手を振って僕をベッドに押し倒し
「こう……ですか……?」
「もっと――胸に抱え込むようにして左右に広げろ」
「そんなっ……イヤ……!」
ただでさえ
卑猥なボンテージ姿で萎縮していると言うのに。
「できない?できなきゃこいつは抜けないな」
とても普通の神経じゃ耐えられない
恥ずかしい恰好を強要する。
「……だって……そんなの……」
「恥ずかしい?」
「……はい」
「だろうな。だとしても――」
征司は同情的な眼差しで
僕を見下ろしはしたものの。
「そうしなきゃヒリヒリしたの突っ込んだまんまだぞ?」
剥き出しの胸の突起に
息を吹きかけながら
「困るだろ?」
わざと焦らすように言った。
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