episode218 無情の戒め ①

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「ンンッ……アアッ……」 結局僕は いつだってこの人の言うことを聞くしかなくて。 「よし、いいぞ。そのまま――」 「アア……お兄様っ……早くお願いしますっ……」 「焦るな。良く見えるところまで開いてな」 人の気も知らないで 「そうだ。どうせなら肩の上まで持ち上げろよ」 「そんなっ……」 どんどん恥ずかしい要求はエスカレートする。 「だってその方が外しやすいじゃないか」 「アアッ……だけどっ……」 征司は我が物顔で 剥き出しの僕の胸の突起を擦りながら 「そうすればすぐ終わるぞ?ん?どうする?」 「ンッ……」 意地悪く顔を寄せ 一つ軽く口づけた。
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