第1章

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仕事帰りに自宅アパートまでの道のり途中にあるコンビニで一服するのが俺の唯一のルーティンだ 今日も行きつけのコンビニに愛車の自転車で乗り付けて、缶コーヒーを購入して灰皿横のベンチに座る 仕事は夕方5時が定時だが、何かしら色々としていたら夜の8時になっていることが多い 今日は7時だから少し早いくらいだ 缶コーヒーのプルタブを開ける時の音が心地よく響き、一口飲むとタバコに火を着ける 最初の一吸いは、今日も疲れたなと慰めの煙をゆっくりと吹き出す これがたまらなく癒される
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