3人が本棚に入れています
本棚に追加
/2ページ
昔々世界の片隅に、隣合う2つの小さな国が存在した。
2つの国は周りの国々全てと敵対している。
敵対する国々との戦争が避けられないものとなった時、世界を半分ずつ分け合う約束を取り交わした2つの国は、互いに背を向け東と西に向け進撃を開始。
長く苦しい戦いの末、世界の反対側で2つの国の戦士は向き合う、そして互いの腕が差し出された。
だが互いの差し出された腕には、剣が握られたままである。
此処まで勝ち進んできた2つの国は、約束を反故にして全てを手に入れようと互いの領土に攻め入るのであった。
最初のコメントを投稿しよう!