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すると、美姫の躰が強張り、ふるりと震えた。
美姫......
抱きたい気持ちはあるが、強要したくない。
それに、もし......
あいつへの想いで迷いがあるなら......
「ほんとに......
いいのか?」
そう確認した俺に、美姫が手を伸ばして俺の頬を包み込み、優しく頷いた。
後悔、なんてさせねぇ。
俺の腕の中で女になれ、美姫……
俺が美姫の初めての男になる。
美姫の美しい肌に触れ、秘密の扉を開けるのは自分なのだと思うと興奮で昂った。
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