21人が本棚に入れています
本棚に追加
/45ページ
『グシャァ…』
クマが……真っ二つになって……一瞬で……肉塊になった。
「ああぁ~ チミ大丈夫? 生きてる? 」
僕の事を チミ と呼ぶ奴に 遭遇した。
「チミ 転生者だよね~? この眼鏡 落としたの チミ?」
「はい。そうです。」
「チミ 日本人だよね~? このグロい 肉塊 見てどうとも思わないの?」
「あぁ……食べれますかね?」
「チミ ヤバいよ……普通は、ゲロするか、気絶するよ?」
「ピントが合ってなかったので」
「眼鏡渡した時に ソッコー掛けたじゃん。」
「毛皮……珍しいですね。」
「コイツ 凶暴だから、まぁまぁ 高く売れるよ。」
「レアなんですね。」
「チミと 話してると 冷静になれるよ。」
「ありがとうございます。」
「はぁ……チミ 名前は?」
「田中 慎です。」
「ザ・日本人って感じの苗字だねぇ~ 俺っちは~ 神影 臨夜こっちではぁ~ イザヤ・ミカゲだお!」
「ここは、異世界で、あってるんですか?」
「合ってるお!」
「………」
「沈黙辛いですッッッ!!!兎に角、俺っちのギルドに来るっすよ!」
「はい。」
「俺っちに 掴まるっすよ!んじゃぁ~~《転移》」
最初のコメントを投稿しよう!