438人が本棚に入れています
本棚に追加
紫音の反った喉が無防備にさらされ、片方の太ももにぐるりと紅い珠を連ねた脚が、ふくらはぎの半ばまで浮いては沈む。
ちゃぷ、ちゃぷん。
下半身がままならないのか、紫音は脚を閉じられないようだった。
背後に立って真上から見下ろす光稀には、紫音の脚の間がどうなっているのか、よく見える。
口を塞いだ指とは反対の手をそこに向かって伸ばしたら、察した紫音が身をよじった。
「や、・・・・あ、んっ」
いきなりは怖がらせるかとも思ったけど、止められない。
やんわりと握りこんだだけで固くしこるのを感じた。もっと感じてほしくて、揉み込むように強弱をつけて刺激する。
「あ、あ・・・っ」
背中をしならせて、紫音が喘ぐ。
潤んだ瞳で助けを求めるように光稀を見上げてきた。
「気持ちいい?」
返事を聞きたくて口から指を抜く。
最初のコメントを投稿しよう!