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「・・・・・あ、ともかく出ない? のぼせそう」
「いや待った。ここは『エロいことってどんな?』って訊くとこだろ」
「されそうだから絶対訊かない」
「じゃ黙ってしちゃおうかな」
「 っ??! 君っ、その顔やらしい!」
ぐいーっと両手で顔を押されて、光稀は思わず笑い出してしまった。
「ハハッ、だから言ってるだろ? 俺もエロいって。それにあんた、やっぱり神魔の俺には遠慮なしじゃん。すげー乱暴」
「いいから出てってよ。ってか、普段は誘っても一緒に風呂なんか恥ずかしがって入ってくれないくせに!」
「あ、ほんとだ。なんか今は平気だった」
普通に明るい浴室で裸の紫音を抱きしめている。前はまともに見れなくて飛び退って逃げてたのに。
驚いていたら目をつりあげた紫音に思いっきり突き飛ばされた。
「この、エロ神魔!」
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