私の、思い #2

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 「私はいつも皆に守ってもらってばかりで、何ひとつ自分から行動することなんてなかった。   何かあるとすぐに悲観的になって、怖くなって、動けなくて。   そして、諦めてた......   悠も......   遼ちゃんも......   私の幸せを願って、覚悟して、決断してくれたのに。   私は背中を向け、殻に閉じこもってた。   ......遼ちゃんに、言われたの。   俺がいくら努力したからって、お前が自ら幸せだって思わなくちゃ意味がないんだって。   私、だけじゃなく......子供も不幸だって。      そんなことに気づけなかったなんて......ほんとに、馬鹿だよね、私」  
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