条件 #2

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 帰りはもちろん運転は出来ないので、代行運転を頼むことにした。  凛子おばさんが助手席に座り、俺と美姫が後部座席に座る。  シートに背中を凭れた途端、一気に疲労感が広がっていくようだった。  あぁー、飲み過ぎた。  大兄とひろ兄のペースに合わせてたら、体もたねぇ......  「こんな時間まで引き止めちまって、悪かったな」  美姫に謝ると、微笑んで小さく首を振った。
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