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その話をクマさんは止めようとする!
ちなみにクマさんはは2台クルマを乗り継いで今のC33型日産ローレルに乗っている。
前のクルマの話は大崎が熊九保の同じ大学の部活に入っている末永姉妹と会うまで秘密だ。
「ちなみにクマさんの覚醒技との出会い、オカルトみたいだね」
「オカルトじゃあねーべ!
わだすは幽霊なんか信じねーべ!」
もしそれが出たら指切ってもらうよ。
「さてと、なんかコースに出ていくクルマを見るとわだすも走りたくなったよ」
クマさんの走り屋の血が騒いできた。
愛車のC33の中にあるドライビングシートへ座り、エンジンを掛ける。
「走りたくなったから、今から走ってくっべ」
コースへ出ようとするクマさんに対して、おれたち3人は駆けつける。
3人に反応したクマさんは運転席の窓を開けた。
「事故には気を付けたほうがええで」
「他のクルマにも気を付けてね、クマさん!」
「クマさん、バトルを仕掛けてくる車にも気を付けてね!」
3人に見送られながらクマさんとC33は出発する。
オレンジ色のボディはRB20DETのエンジン音と共に暗闇によって小さくなると共に消えていった。
しかし――それを裏切ることが後に起きることになる……。
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