2章 ー合成手術ー

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手術されてまもない おいらの右手に力は入らない… 左手だけ後ろ手に拘束された 黒衣の医者C 「タブー様、明日はこいつの左肩に 何をくっつけましょうか?」 タブー 「くくく…そうだな… 明日はライオンの頭でもくっつけるか?」 ら、ライオンだと…ッ!? 黒衣の医者F 「ライオンなんてくっつけて 大丈夫なんですか?三嶽の野郎に…」 タブー 「ああ…構わん… 最終的には制御装置を使うからな… 制御装置を使えば、我々に逆らえない」 制御装置…それは、最近に なって造られたもの… おいらが…白馬の王子様達を放さなければ 彼らにも使われていたことだろう… タブー 「お前達はわたしに忠実だが もっと忠実になってもらいたいから 制御装置をつけさせてもらう…」 黒衣の医者達は顔を見合わせる タブー 「安心しろ、お前達にはここぞと 言うときにしか使わない…   だが、この裏切り者はこれから 度重なる合成手術をするし こいつにはおいおい…制御装置を使う予定だ。 もっと、量産しとかないとな…」 おいらは背中を押されて 手術(オペ)室から連れ出された そのまま地下の素材庫に 続く階段に誘導され…階段を下る…image=505456927.jpg
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