1章 ー合成獣(キマイラ)脱走計画ー

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タブー 「黙る…ということは… やましいことをしていたんだろ? 貴様はあのときから 怪しいと感じていたんだ… この病棟の洗い場…そこで ようやく成功した合成実験の 貴重な合成獣(キマイラ)達を洗ってる時から 怪しいと思っていたんだ…」 おいらは近づいてくるタブーを 仮面の下から睨み付ける… タブー 「貴様にはそれ相応の 罰を受けてもらう…みなのもの…!」 タブーの後ろから続々と 黒衣の医者達が出てきた… 9人の元仲間達だ 黒衣の医者A 「まさか、お前…我々を裏切るとはな…」 黒衣の医者B 「残念だよ…おまえのこと好きだったのに…」 黒衣の医者C 「裏切り者…」 黒衣の医者D 「裏切り者め!」 黒衣の医者F 「失望したよ、三嶽…」 残りの4人からは 冷ややかな視線を感じる… み…みんな… 三嶽 混沌 (ミタケコントン) 黒衣の医者E 「おまえちゃん達… すまない…」 わかってる…おいらは とんでもないことをしたんだ… タブー 「みなのもの、黒衣の裏切り者 を毒霧室に連行しろ…」 毒霧室…そこは生命力が 強いかどうかを調べる部屋… その部屋で毒霧に耐えられたものは 合成獣(キマイラ)にされる… おいらは着ていた黒衣と下に着ていた 手術衣を脱がされ上半身裸にされる… つけていた仮面も取り上げられ 後ろ手に両手が拘束された…
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