1章 ー合成獣(キマイラ)脱走計画ー

5/5
前へ
/45ページ
次へ
「…んだのか…?」 「…らないな…」 「‥が、動かないぞ?」 「…でも、まだ脈はある」 は…!? 周囲が騒がしく目を覚ました おいらは辺りを見まわした 黒衣の医者A 「っと、生きてたな…」 黒衣の医者D 「だから言ったろ脈はまだあると…」 黒衣の医者F 「タブー様、三嶽の野郎 毒霧に耐えちゃいましたよ?どうします? 猛獣の餌にしちゃいますか?」 猛獣の餌か…おいらはその猛獣に 餌を与えた事がある… この病棟の地下にいる様々な 合成用に捕らえられた動物達… その地下施設の奥にいる 肉食獣それが猛獣だ… 虎やライオン、ワニ、アナコンダ等々 世界中の危険動物達がピックアップされている… タブー 「いや、まて…よくみると こいつは良いからだをしている 猛獣に食わせるのはもったいない… よし、複数合成実験の実験体にしよう 毎日必ず何かを合成するんだ… 最強で醜い合成獣(キマイラ)が造れるぞ!」 く…一番きついやつじゃないか… まさに生き地獄だ… 毎日体の何処かを解体されるのか…ッ タブー 「ほら、立て…三嶽、貴様には とびっきりの生き地獄を味わわせてやろう…」 おいらは元仲間達に強制的に立たされ 両手を後ろ手に毒霧室から連れ出された…
/45ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加