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「よし、胸張って帰ろう。」 リュウさんが言った。 相手が7.8機まで減ったところで敵は退散した。 俺と夏原が追っかけたけど、リュウさんに止められて諦めた。 相手の方が10機程多かったはずだ。 「こちらは何機墜とされたんですか?」 「イーリックは1機、ノイトリックはまだはっきりわからん。」 俺はジャックさんの機体を確認する。 落とされたのは別の基地のイーリックか。 「みんなよくやってくれた。」 リュウさんの言葉に俺は苛立った。 勝利の喜びよりもジャックさんへの苛立ちが大きい。 なんであんな下手くそが俺と同じチームなんだ。
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