魔法少女おっさん、爆誕!

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[そんなわけで、魔法少女になったのだが、世界を救うというのは具体的に何をすることだと思う?] おっさんはラインのアカウント交換サイトで知り合ったニートのユウくんに尋ねていた。 [嘘をつかないのがおっさんのいいところだと思って、今まで続けて来たんだけどな。この友情もここまでか] [ちょっと待ってくれ、ユウくん。本当なんだ、魔法のステッキももらった] [分かったよおっさん。おっさんの話は信じるから、代わりにラインのブロックの方法を俺に教えてくれないか?] [全く信じていないよね? 私のこと、ブロックする気だよね!?] [ちっ] [露骨な悪態だなぁ、おい] [悔しければ、魔法で俺の居場所でも突き止めて家凸でもすれば?] [それは、出来ないんだ]
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