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それからどんなに嘆願しても、ずっと延々と弄ばれる。身体が捩れて甘い声が漏れる。次から次へと喉の奥から溢れて止まらない。
「あっ、もぉ…、何でもいいの、何か…。我慢、できな…、あぁ…っ」
焦らすように意地悪な声がする。
「指とかでもいいの?」
「あぁん、何でも…どうにか。…お願い、何とか、して…。あたしの」
「しょうがないなぁ、抑えの効かない子だね」
ぐるりとうつ伏せにされ、腰を高く持ち上げられた。お腹の下にクッションか何かを入れられて両脚をぐい、と開かされる。
切なくてたまらないのに。やっぱり耳がかあっと燃えるほど恥ずかしい。男たちが後ろに回ってわたしを覗き込んでるのがわかる。
「夜本人はなかなか素直になれないのに。ここは正直だな。…こんな…」
「ちゃんと言葉にして言ってごらん。そうしたらしてあげるよ、夜ちゃんが欲しいこと」
「…あ…、ぁ…」
焦らすようにつ、となぞられた。羞恥で震えながらも、抑えきれず懇願してしまう。
「おねがい…、です。誰か…、ここ、どうにか。何でも、いいから。…あぁ…」
「すっごい可愛い顔してるよ。夜ちゃん」
誰かがわたしの顔をじっと見つめて感に堪えないように囁き、ぐいと押さえつけて唇を貪った。
「誰が最初かな。…あ、君。これ、気になる?すごいよね、こんな…。君みたいな初心そうな男の子には刺激が強過ぎかな。どう?ほら、すごいでしょ」
ぐいと開かれた。唇を激しく吸われながら呻く。
…誰に話しかけてるの…。
「…彼女…、つらくないですか」
ああ。…その、声。
もしか、したら…。
「うん、もうね、何でもいいからどうにかして欲しいって。
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