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山の頂きに輝く巨星が止まる。
「星の神様の天(あま)の鳥船(とりふね)じゃ!!」
一筋の光りが、
輝く巨星から発せられ、
星の神様が、
降りてきた!!
「神様!」
巻き毛の少女が、
うやうやしく神様に頭を下げた。
『媛巫女(ひめみこ)よ。
また逢えた。
成長したな。』
「はい♪」
星の神様は、
媛巫女と呼ばれた巻き毛の少女の頭の中にだけ、
語りはじめた。
周りの邑(むら)人には、
聞こえない。
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