中学生

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「んふぅ……っ」 こつん、と当てられた額から頭蓋骨を伝って響く彼の声。 そんな些細な振動すら体中を痺れさせるように俺を犯す。 ほどほどにしとかないとな……。 そう自分にいい聞かせる。 あまり朝からヒートアップしてしまうと、本当に遅刻してしまう。 あくまで今は稔を起こすのが先決だ。 唾液の交換をしながら、ぐちゃぐちゃと口内をかき回した後、彼の舌を唇で挟みこむ。 「はぁん……っ」 鼻から抜ける彼の甘い吐息が下半身にクる。 いい加減止めないとと思うのに、行動が伴わなかった。 その気持ちよさに浸っていると、トントン、と俺の胸を叩かれて我に返る。 至近距離で開かれた彼の目が、俺をじっと見つめた。 く る し い 。 そう目で訴えていた。 涙で視界が霞む程度には酸欠らしい。 俺は慌てて、唇を離した。 「っは……!げほっ!はぁっ……はぁ……!」
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