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署:ノル・ニール・シュテフタッド この記録は、ノル・ニール・シュテフタッドが、クーデリカ・アガサの血液を摂取することにより得た、彼女の記憶、それと現在の彼女の言動を照らし合わせ、クーデリカ・アガサという複雑怪奇な人格を考察する為のものである。 なぜ俺はこんな記録を残すまで、この少女に入れ込むのか。 余りにも長い人生の暇つぶしに彼女を利用しているということもあるが、これを読んで頂ければ、なんとなく今の俺の気持ちが理解できる筈。 クーデリカ・アガサは悲しくておかしい。 それゆえ美しく、愛おしいのだ。 さて、まずは時系列が古いと思われる順に、血液から得た断片的な記憶を列挙する。     
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