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アイがポカンとして聞いていると、
「実は、あなたに頼みたいことがあり、追いかけて来ました。」
と、オオカミは、急に丁寧な話し方になりました。
「実は、あなたに頼みたいことがあり、追いかけて来ました。」
と、オオカミは、急に丁寧な話し方になりました。
アイは、それを聞いて、さらに、ポカンとしました。
「私共は、いつもサルにいたずらをされ、困っています。昨日も捕まえて懲らしめようとしましたが、逃げられてばかり!あなたのように跳び跳ねて。」
「私のように?」
「はい。私共では、あのように跳びはねるものを捕まえられません。あなたに、そのサルを捕まえてほしいのです!」
それを聞いたアイは、おもしろそうなので、
「わかりました。」
と引き受けました。
アイは、さっそく、サルのいる木の所に案内され、草 むらに隠れて様子を伺いました。
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