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頭がぼーっとしてはいたが、包丁を鞄にいれ家を出る。
下足のまま教室に入り、入ってきた生徒に声を掛けられる。
誰だこいつ?
「何学校きてんの?」
近付いてくる男子をなるべく引き付け、こっそりと出した包丁を手に持ち、一気に腹部に包丁を刺す。ガムテープで体を巻き付け口に雑巾を入れてガムテープで口元も取れないようにぐるぐる巻にしてから、わかりにくいところまで運ぶ。
「アハハハハ!芋虫みたい!傑作だよ」
ちらほら生徒が来て班の人間が来た時に、背後からこっそりと、しかも確実に急所を狙って刺す。
「この感覚たまんねぇ!」
次々と同じことを繰り返し、カッターシャツはいつの間にか真っ赤に染まっていた。
「楽しいね!見てるだけでもスカッとするけど、俺の手にも同じ感覚があってさ、スゲー気持ちいい」
「まだ、俺がやる。お前はそこで見てろよ?」
「でも本当に代わりに殺るとはな……」
「いい気味だよ」
数人殺し、置き場がなくなってしまったのでほかの生徒が入ってくるのを鼻歌を歌って待つ。
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